JAZUG女子部勉強会#1まとめ


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7月9日(土)、JAZUG(Japan Windows Azure User Group)女子部主催の初勉強会が開催されました。
IT女子限定でしたが80名を超える参加登録があり、参加者は開発者だけでなく、
IT業界で働く様々な職種の方や、情報技術を学ぶ女子学生さんもいらっしゃいました。

企画側としては、幅広い職種の方が参加しやすいような勉強会にしたかったので、
多くの方にご参加頂けて嬉しく思います。
ご参加頂きました皆様、多大なご支援を頂きましたマイクロソフトの方々に御礼申し上げます。

幅広い職種の方を対象としているため、セッション内容もTech系からnon-Tech系といろいろありましたので、簡単にまとめておきたいと思います。

【勉強会まとめ】

◇リンク◇

●当日の動画
http://www.ustream.tv/channel/jazug-girls

●セッション資料
http://www.slideshare.net/event/jazuggirls-1/

●エンジニアtype
JAZUG女子部についての記事がUpされました!
[特集:東京IT女子部ガイド 1/3] JAZUG女子部「『ゆるふわ』女子が、クラウド界を盛り上げる!」


セッション1:Azureってそもそも何?

ひと口にAzureといっても様々な技術がありますが、今回はWindows Azure Platformの最も基本となる次の3つについて押えました。

①コンピューティングサービス:アプリケーションンのホスティング環境
 リモートデスクトップで見てみるとわかるように、実体はWindows Server 2008/2008R2で、ここにアプリケーションが配置・実行されます。

 セッションではあまり触れませんでしたが、押えておきたいポイントとして、環境のタイプを3つ挙げます。

・Webロール
 Windows Server上にIISがインストールされている。サービスのフロントエンドとなるWebアプリケーション用の環境。
・Workerロール
 バッチや計算処理などバックグラウンドで実行する処理を行うための環境。IISはなし。
・VMロール
 WebロールやWorkerロールは、Windows Azure Platformに用意されている仮想マシン上にアプリケーションが配置される。それに対しVMロールでは、あらかじめアプリケーションをインストールしたWindows Server 2008 R2のイメージ(VHD)をアップロードすることができる。

②ストレージサービス:データ保存サービス
 ロールインスタンスはローカルにデータを保存する領域がありますが、そこはあくまでも一時的なデータ保存領域で、ロールが再起動・再配置されるたびに消えてしまいます。
そこで、データを永続的に保存できる外部のストレージサービスを使用します。
ストレージにはいくつか種類があり、
 
  ・バイナリデータを保存するBlob(Binary Large Object)
  ・ロール間の通信用のQueue
  ・Key-Value型のTable

 を用途に合わせて使い分けることになります。

③ファブリックコントローラ:環境の自動運用・監視
 Azure Platformには、仮想マシンやロードバランサ、スイッチなどを含むアプリケーション実行環境があり、ファブリックと呼ばれます。それらをコントロールし、仮想マシンなどのリソースを割り当てたり、障害時に別の仮想サーバを起動してアプリケーションが止まらないようサービスを監視してくれるのが、ファブリックコントローラです。

【スペシャルゲストセッション:10分でわかる!ZガンダムとAzure】

スペシャルゲストにお呼びしたマイクロソフトのエバンジェリスト、砂金さんによるセッション
に会場は盛り上がりました。
なぜガンダムとAzureなのか!?
と内容が気になる方、ご本人のお話をぜひ動画でご覧ください。


【セッション2:カッコいいAzure事例紹介】

実際にAzureで動いているサイト、Facebookアプリなどのご紹介です。
紹介されたサイトの一例です。

・東日本大震災チャリティープロジェクト「STAND UP!JAPAN」http://standupjapan.org/
・静岡発、女性のためのがん情報サイト「Shizuokawoman.jp」http://shizuokawoman.jp/
・被災時緊急連絡用アプリ「J!ResQ」http://www.do-cat.com/kinou_jresq/
・Facebook サッカーゲーム「Bola」http://www.facebook.com/playbola


セッション3:初心者のためのAzure指南書

まずはAzureを勉強してみようという初心者の方へ、どうやってAzure開発を始めればよいかを、
次の3ステップでデモを踏まえてご説明しました。

1.サブスクリプションの契約
2.無償開発環境の準備
3.管理ポータルを使用したアプリケーションの展開方法

資料:JAZUG_GIRLS勉強会20110709_Azure指南書

2011/7/18 管理ポータルのアップデートで日本語対応されました。
Windows Azure Team Blog:Windows Azure Platform Management Portal Updates Now Available

Azure管理ポータル:http://windows.azure.com/

初回アクセス時にこのようなダイアログが出ます。

ポータルサイトはSilverlightで作られており、これはSilverlight側の設定で、パフォーマンス改善のためにご使用のマシンのローカルキャッシュ利用を許可するものです。
Silverlightについて知らないとよくわからないメッセージですが、変更ボタンを押してもAzureの設定が何か変わるわけではないので大丈夫です。


セッション4:コミュニティの力 JAZUGご紹介

Japan Window Azure User Group、略してJAZUG(じゃずゆーじー)と呼ばれています。
JAZUGサイト:http://r.jazug.jp

昨年の8月に発足した、日本のAzureユーザのコミュニティで、Azureに興味がある方であれば職種を問わず参加できます。

セッションでは、JAZUGの活動紹介として、東日本大震災時には震災対応サイトの立ち上げも紹介されました。
http://www.microsoft.com/japan/windowsazure/evidence/311evidence.aspx

今年の9月には、コミュニティ発足1周年記念のイベントが開催される予定です。(詳細は未定)

セッション5:IT女子の輪を広げよう

女性が少ないと言われるIT業界。そんな環境で働く女性にはキャリアパスやワークライフバランス…などいろいろな悩みがあるかと思います。
ですが、それは単純に女性だから、男性だから、という分類で分けられるものではないはずです。母親だったり、父親だったり、仕事以外にもいろいろやりたいことがあったり、それらは全部その人の「個性」なのではないでしょうか?
このセッションは、最近日本でもよく聞くダイバーシティや働き方について考えるヒントが詰まっており、それぞれの個性をお持ちの参加者同士、そして話しやすい女性同士、お話をして頂くきっかけになるような内容でした。
こちらもぜひ動画でご覧ください。