ホームページやアプリにとって「UIデザイン」は欠かせない要素の1つです。このUIデザインを仕事にしたいと考えている人も多いのですよね。しかし、勉強方法が分からない人が多いのが現実です。そこで本記事では、独学でUIデザインを習得する際のおすすめの勉強方法をいくつか紹介していきます。
まず「UI」とは何かをおさらい
UIデザインの勉強方法を紹介する前に、まずは「UI」とは何なのかといった点をおさらいしておきましょう。
UIが何者なのか知らないのにUIデザインの勉強をするというのは、おかしな話ですよね。
UIとは「ユーザインターフェース」の略です。
ユーザーと自分のプロダクトを繋ぐ接点という意味がありますが、現在ではwebサービスだけではなく、様々な業界のサービスや商材で使用されるワードとなっています。
ホームページ・アプリにとってのUIとは、「デザイン性」と「操作性」の事を指します。
ユーザーにとって使いやすいアイコンや見やすい文字を使っているホームページ・アプリはUIが優れているといった感じです。
ホームページやアプリで集客や収益を得るためには、どれだけ優れたUIデザインを導入するかが鍵を握っています。
因みに、UIと似た「UX」といった用語も存在します。
UXは「ユーザエクスペリエンス」の略で自社のプロダクトやサービスを利用して得られる顧客体験の事を指すと覚えておきましょう。
まずはUIデザインの基礎を学ぼう
優れたUIデザインを習得するためには、「デザインの基礎をしっかりとマスターする」のが最も大切となります。
基礎を習得しないままUIデザインの実践を始めても使い勝手の悪い残念な仕上がりとなる可能性が高くなってしまいます。
専門のスクールに通う人も多いですが、独学の場合は「書籍」を活用するのがおすすめの勉強方法となります。
書店に行くと数多くのUIデザインの専門書が並んでいますが、できるだけ初心者向けの書籍を選びましょう。表紙に難しい用語が羅列していない、口コミ評価が高いなど、使用する書籍はしっかりと吟味するようにしてください。
自分に合ったデザインツールを探そう
書籍でUIデザインの基礎をある程度習得する事ができれば、次は「自分に合ったデザインツール」を探しましょう。
もちろん、PhotoshopやIllustratorといった有名で人気の高いツールはデザイン初心者でも使いやすくなっています。ですが、皆が使っているからといった理由でデザインツールを選ぶのはやめておきましょう。
現在、販売されているデザインツールの多くは「無料体験版」が用意されています。
上記2つの定番ツールを含めて、できるだけ多くのツールを試してみて、最も自分の感覚に合うツールを選んでください。
デザインのトレースで知識と経験を積んでいこう
基礎とデザインツールの準備が終われば、後は知識と経験を積んでいきましょう。
UIデザインのスキルを身につける上達させるには、どれだけ多くの経験を積めるかが重要です。
いきなり、「どうぞデザインをしてください」では戸惑ってしまいますよね？
まずは、自分の理想のUIデザインのアプリや有名・人気のサイトをトレース(真似)する事から始めましょう。
ただ単に真似をするのではなく「なぜそのデザインをチョイスしたのか」「そのデザインにはどのような意味があるのか」といった製作者の意図を推測しながらトレースをすると効率良く上達していけます。
まとめ
UIデザインでユーザー満足度が大きく変わる事から、ある意味ホームページやアプリ制作の花形だと言えるでしょう。
難しいように感じてしまうUIデザインですが、お金をかける事なく独学でマスターしたという人も意外と多くいます。
これからUIデザインを勉強するという人は、今回紹介した勉強方法を参考にしてみてください。
また、UIデザインのトレースを行う際は、過去に当サイトで記事にした「主要なモバイルUIフレームワークを比較してみました」も読む事をおすすめします。
